ピーリング後の肌を守る！自宅ケアにおすすめの化粧品成分と選び方

大阪府豊中市の鍼灸　英では高濃度乳酸を使用したピーリング【ホワイトスノーピール】を行っております。

2025年5月30日 【ピーリング】シミ・くすみにホワイトスノーピール

一時的な乾燥など、ピーリング後の肌はデリケートな状態です。
ですが、間違ったスキンケアをすると、せっかくの美容効果が台無しになってしまうことも。
自宅ケアも含めて適切にお肌の手入れを行うことでピーリングとの相乗効果が生まれていきます。

本記事では、ピーリング後の肌状態の解説と、自宅ケアで取り入れたいおすすめ成分とスキンケアのポイントをわかりやすくご紹介します。

ピーリング後の肌状態とは？

ピーリング後の肌は一時的にバリア機能が低下しており、とても敏感な状態です。
その理由は、ピーリングによって古い角質層が取り除かれることで、肌の一番外側にあった保護膜の役割が一時的に弱まるからです

具体的には

• 肌が乾燥しやすい
• 赤みが出やすくなる
• 紫外線の影響を受けやすくなる

といったことが挙げられます。

ですので、ピーリング後は

「刺激を与えない」「しっかり保湿する」「日差し（紫外線）対策」という3点を重視したケアが必要です。

ピーリング後の自宅ケアで重要なポイント

先ほども述べてあるとおりピーリング後は保護・保湿・紫外線対策が最重要です。

理由は、肌が外部刺激にさらされやすくなっているため、環境ダメージから守ることが大切だからです。
たとえば、

• 洗顔は泡立ちのよいもので擦らずに（できれば低刺激のものを使う）
• 化粧水・美容液で水分と保護成分を補い、保湿クリームで蓋をする。
• 日中は必ず日焼け止めを使う※SPF30以上推奨（汗などで流れたらこまめに塗る）

など、「守りのスキンケア」に徹することが、肌トラブルを防ぐ近道です。

ピーリング後におすすめの保湿化粧品成分5選

1. セラミド

肌の保護をサポートし、乾燥から守る成分。
バリア機能を補う目的で多くの保湿製品に使われており、ピーリング後の肌のうるおいキープに適しています。

2. ヒアルロン酸

優れた保水力を持ち、しっとりとした肌へ整えます。
水分を抱え込む力があり、肌表面にうるおいの膜を作ってくれます。
化粧水や美容液での使用が効果的です。

3. ナイアシンアミド

肌を整える注目成分。
キメの乱れや乾燥によるくすみを防ぎ、肌の印象を明るく保ちます。
化粧水や美容液に配合されていることが多いです。

4. アラントイン

肌荒れを防ぐための整肌成分。
ピーリング後に敏感になった肌をやさしく保護する働きが期待できます。
敏感肌用のスキンケアに多く含まれています。

5. パンテノール（プロビタミンB5）

保湿・整肌をサポート。
乾燥を防ぎ、肌のうるおいを守る成分。乳液やクリームでの使用がオススメです。

ピーリング後に美白成分は大丈夫？

ここでは化粧水などに含まれる成分としてご紹介しております。
基本的にはピーリングから2〜３日してから、または低刺激性、安定型のものを選ぶのが無難です。
サプリメントタイプのものもあるので保湿成分と使い分けながら使用すると良いでしょう。

ビタミンC（アスコルビン酸）

濃度とタイプに注意すれば使用可。低刺激タイプを選ぶのがポイント。

ビタミンCには肌を整える働きがあり、透明感のある肌をサポートします。
ただし「高濃度・ピュアビタミンC（アスコルビン酸）」はピーリング直後には刺激になりやすいため注意が必要です。

グルタチオン

刺激が少ないため、ピーリング後でも比較的使いやすい成分。

グルタチオンは整肌成分として、肌のキメやハリ感をサポートします。
肌への刺激が少なく、敏感肌向けの処方にも使われることが多いです。

トラネキサム酸

刺激は少なめだが、ピーリング後すぐの使用は慎重に。

トラネキサム酸は整肌成分としても知られており、くすみや肌荒れを防ぎたい人に人気です。
しかし、美白系成分の中では比較的マイルドとはいえ、ピーリング直後はバリア機能が低下しているため刺激になる可能性も。

ハイドロキノン

ピーリング直後は避けるべき。肌が落ち着いてから慎重に使用。

ハイドロキノンは美白の代表的な成分ですが、肌への刺激性が高めで、乾燥・赤み・ヒリつきを感じる方もいます。
ピーリング後すぐに使うと、刺激が重なって炎症や色素沈着を招くリスクがあります。
使用する場合は最低でも2〜3日空け、肌が落ち着いた状態で、ポイント使い＆パッチテストを推奨します。

ピーリング後に避けたい成分・注意すべきケア

刺激が強い成分や過剰なケアはNGです。
理由としては、バリアが弱まっている肌に強い刺激を与えると、赤みやかゆみなどのトラブルにつながるからです。
特に避けたいのは

• アルコール（エタノール）
• 強い香料や着色料が配合されているもの
• レチノール
• スクラブや再度のピーリング剤

「攻めのスキンケア」はピーリング直後には適しません。
肌の保湿を最優先にし、レチノールなどは徐々に様子を見ながら使うようにしましょう。
追加のピーリングやスクラブは次のピーリングまでする必要はありません。

スピキュール配合の化粧品も刺激となりますので注意してください。
1週間は使用しないほうが無難です。

ピーリング後のおすすめスキンケアの順番

やさしく丁寧なスキンケアを心がけてください。
以下の順番が理想的です。

1. 洗顔：ぬるま湯＋低刺激の洗顔料
2. 化粧水：セラミド・ヒアルロン酸配合などの保湿系
3. 美容液：ナイアシンアミドやアラントインで整肌
4. 乳液・クリーム：パンテノールやシアバターなどで保護
5. 日焼け止め：SPF30以上、PA+++以上を目安に

メイクが必要な場合は、この後に化粧下地、ファンデーションと続きます。

（まとめ）正しい自宅ケアでピーリング効果を最大限に

ピーリングは美肌への近道ですが、その後のアフターケアが非常に重要です。
セラミドやヒアルロン酸といった保湿と整肌をサポートする成分を選ぶことで、肌への負担を抑えて刺激を抑えるようにしていきましょう。
大切なのは、「攻め」ではなく「守り」です。
刺激を避けて、やさしく肌をいたわるケアを心がけてピーリング（ホワイトスノーピール）との相乗効果を高めていきましょう。

2025年5月30日 【ピーリング】シミ・くすみにホワイトスノーピール