ポスポスやポス活などで話題のCOREFIT(コアフィット)、フェイスポインター、顔の筋肉にポスポスと押し当てることで引き締めたり、引き上げたり、むくみを流したりする美顔器ですがなかなかいいお値段です。
「ちょっと試してみたいけど、代用品でもいいの?」「正しい使い方が知りたい!」という声も多くみかけます。
この記事では、そんなフェイスポインターの代用品はあるのか?100均ので代用できる?どうやって使えば効果的か?使う場所のおすすめなどを鍼灸師の目線でご紹介していきたいと思います。
この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
フェイスポインターの代用品は様々あります
先に結論としてCOREFIT(コアフィット)フェイスポインターの代用品は様々あります。
シンプルなものや、安価なもの、金額は近いが多機能なものまで。
ですが、あくまで代用品なので同じ使用感や製作のこだわりなどを感じられない可能性があります。
そこを踏まえてご覧ください。
フェイスポインターの代用品(とくにピックアップした3つ)
鍼灸の道具の一つに【ていしん】というものがあります。
一般のもの(ツボ押し棒)と何が違うかというと医療機器登録をされているか、いないか、という違いです。
フェイスポインターはこの【ていしん】の中の【バネ式ていしん】に似ています。
※バネ式ていしんは一般の方は購入できません。探す際は「フェイスポインター」「バネ式フェイスポインター」「ペン型美顔器」などで探すと良いかと思います。

いわゆるツボ押し棒の一種です。
テラヘルツのフェイスポインターは人肌で温もりやすいのが特徴です。
最初は冷んやりしていても、すぐに温まってきます。
熱伝導の良さとテラヘルツの効果で顔のコリをほぐすことができます。
押圧するタイプでポスポス使うものではないですが、肌あたりが柔らかいので頰などポスポスしても刺激を強く感じにくいかと思います。

注意点としてわりと衝撃に弱いので、すこし高いところから落としてしまうと割れたり、欠けたりしてしまうことがあるので注意が必要です。
写真はローラータイプですが、腰より低い位置から不注意で落としてしまい欠けてしまいました。
ツボ押し棒は使用する際、個人個人で力加減が違います。
その力加減をある程度一定にしてくれるのが【バネ式】の良いところです。
一応2way使用できて、ポスポスする反対側をツボ押し棒として使うこともできます。
ですがバネ式ていしんタイプに関してはポスポスする側の先が大きいものをおすすめします。
写真の物は先端が1mmくらいです。結構痛い。

必殺仕事人のように振りかぶって使う人は流石にいないと思いますが、わずか数ミリ離してポスポスするだけでもわりと凹んだり、赤みがでます。
夢中になってやると顔がすごいことになるので加減しながら使いましょう。
COREFITフェイスポインターの先端は4mmあるのでそれに近いものが良いでしょう。
・押しすぎ注意です。
・ホームセンターなどで中のバネを手に入れることもできます。
・刺激が強い場合は先端に輪ゴムを巻いたり、綿をまいたりすることで刺激を抑えることも可能です。
・使用中に金属が擦れる音がすることがあります。
こちらは筋膜リリースガンのアタッチメントです。
MYTREX REBIBE mini専用になるので、他社の筋膜リリースガンや同社の別シリーズを持っていても使えません。
先端は3mm前後ありそうです。ポスポスするときの肌あたりは良く、もしかしたら1番COREFIT(コアフィット)のフェイスポインターに近いのかもしれません。
また自分の好みに合わせてバネの強さが変えられます。
本体と組み合わせて使うのがおすすめですが、さいあくアタッチメントだけ買ってもポスポスすることはできます。
バネ式の金属擦れと違い、顔にあてると振動音が自身に響きます。
本体自体は電源オンにしても持っているだけならかなり静かな方だと思います。(一番強くすればうるさいです)
100均での代用品の検討について
何年か前までダイソーに売っていた左側のリフレッシュスティックという商品が
最近は右側のものに変わっている?のか詳しいことはわかりませんがこれしか見つけられませんでした。

100均代用品のリスク
左側のものはポリエステル樹脂製で、繋ぎ目やバリもなく1つに成型されたものでしたが、右側のものはABS樹脂でプラモデルのように3つのパーツが合わさったもので、繋ぎ目が少し指に引っかかります。

それもあってなのか

このように顔や頭部には使わないでと記載されています。
左側があれば代用品となるので買いですが、右側であれば0.数ミリの世界のことですが、顔のへの引っ掛かりが気になるので体や足裏などの使用に留めておくのが良いかと思います。
ダイソー以外にまだ調べられていないですが100均の商品では体や足には使えても顔へは代用できない可能性があります。
フェイスポインター代用品の比較
テラヘルツ フェイスポインター | バネ式フェイスポインター | MYTREX ハリ型アタッチメント | |
---|---|---|---|
![]() | ![]() | ![]() | |
価格 | |||
刺激感 | |||
使いやすさ | |||
評価 | |||
個人的 コメント | 個人的には好き 刺激を求めて力任せになりそうなのは心配 じっくり使う人には良いかも 割れなければ半永久的に使える | 先が細い(小さい)と刺激強め 力加減が必要 しばらく赤みが残りやすい 繊細な箇所は慎重に | 多少振動がある 顔を移動させるだけで使い方簡単 アタッチメントも充実 充電が必要、いつかは壊れる |
おすすめのフェイスポインターと選び方
COREFIT(コアフィット)フェイスポインターが気になっているけど、どうしよう?どれが良い?と思っている人に代用品ならどの美顔器が良いのか、どう選らんだら良いかですが・・・
MYTREXハリ型アタッチメントです。
意外にCOREFIT(コアフィット)フェイスポインターよりも安く、電動で顔のコリをほぐすだけでなくアタッチメントを変えることで肩こりや腰痛がある方の体のケアにも使えます。それだけでなくスカルプ用アタッチメントもあるので頭皮のコリほぐしにも使うことができるオールインワンな商品です。
バネ式フェイスポインターが良いでしょう。
比較的安価(1000円前後)で手に入ります。
COREFITフェイスポインターの代用品に選ぶ人が多い商品になります。
個人的に先端の大きさが少し気になりますが、せめて2mm以上あるものを選ぶのが無難だと思います。
安価でポスポスするのを体験するならこちらがおすすめです。
テラヘルツのフェイスポインターがおすすめです。
押したり滑らせたりして使うのでポスポスすることはできませんが、落としたりぶつけたりしなければ長く使えるものになります。コリ部分に優しく当てるだけでもそれなりに効果が感じられる、布団の中やお風呂などでもつかえるので1本持っていると良いかもしれません。
手の温かさやお風呂のお湯で温めても良く、温感をプラスして顔をほぐすこともできます。
各フェイスポインターの使い方

・テラヘルツの場合は優しめの力で押さえるのが基本的な使い方になります。
頰などはポスポスしてもある程度効果はありますが、おでこや頭皮など硬い場所はコツコツして不快です。
流すようにスライドさせたり、その場で円を描くように動かしたり、とくに硬いと思う場所に触れたら肌に対して垂直に当てて動かさずにじっと待ちます。
じんわりと緩んできたらまたスライドさせながら硬い所を見つけるを繰り返します。
・バネ式タイプの場合は、ポスポスを繰り返しながら点で移動します。
1箇所あたり3〜5回程度にとどめておきましょう。
長めに押さえる場合は緩めに。
先が小さい、細い物は力加減に注意してください。しばらく赤みや凹みが残る場合があります。
とくに目の周囲は気をつけながら行ってください。先の細い方を持ってお尻側の大きい方でやることをおすすめします。

・MYTREXの場合強さのレベルは1〜2が推奨になります。
個人的には1で十分だと思います。
機械が振動してくれるので1、2、3、4、5などカウントしながら動かしていきましょう。
同じ場所を長く当ててしまうと逆効果になる場合があります。
硬い部分なんてわからないという人もいるかと思います。
スライドさせたり、ポスポスした時に重だるく感じたり、※他より痛みが強かったり、そこだけ滑りが悪かったり感覚の世界にはなりますがそういった場所を探してみてください。
※傷や打ち身がある場合を除く
コリやすい部分としては
顎関節(口を大きく開けたときに頰を触ると硬く触れることがあります)
頰骨の際(鼻の穴から耳たぶに向かって押していくと硬く感じる場所があります)
眉毛のあたり(眉毛を指で左右に動かすとコリッとしたものに触れることがあります)
続けることが大切です。
COREFIT(コアフィット)のフェイスポインターは毎日使いでも大丈夫なようですが週に2〜3回、1回5分以内を目処に使用すると顔がむくみにくくなったりして効果を感じれるかと思います。
お化粧をしていても使えますが、やはり洗顔後やお風呂上がりに使用するのが良いかと思います。
フェイスマッサージをしてから化粧水や美容液を使うことで、肌(角質層)への浸透力が向上します。
使用上の注意点など

- 妊娠中やその可能性がある人
- 皮膚が弱い人(あざになりやすい人)
- 皮膚に疾患がある人
- 知覚や痛覚に異常がある人
- 血圧に異常がある人
真鍮や黄銅、ステンレス、アルミニウムなど商品により使用している素材が違います。
ご自身にアレルギーがないか、肌に合わない素材が使われていないか事前に確認が必要です。
ないと思いますが表記がない、素材がわからない場合は避けるほうが無難です。
・テラヘルツは主成分はケイ素(シリコン)です。
・バネ式ていしんタイプは素材がバラバラなためきちんと確認したほうが良いです。
・MYTREXの先端はアルミニウム合金が使われています。
食後すぐは消化の妨げになる可能性がありますので注意してください。
飲酒後は血流が良くなって酔いがまわりやすくなったり、手元が狂いやすかったりする可能性があるのでやめておきましょう。
痛いほうが良い、効いている感じがするという方もにいらっしゃいますが
顔の場合やりすぎると青あざになったりする可能性もありますので加減しながら使ってください。
ポスポスは夢中になってやると、動作に勢いがつく可能性があります。
絶対に目の周りを行う際は眼球や粘膜に触れないように慎重に行ってください。その他鼻の穴、耳の穴、おへそ、喉(喉仏)怪我している箇所、ニキビや吹き出物が出ている場所はさけて行う、慎重に行うようにしましょう。
少し曲がってしまったなど、思わぬことで変形してしまった場合は使用しないようにしましょう。
曲がったまま使ったりすると、狙った場所が狙えない、ずれが生じる、余計な力がかかるなど怪我や事故につながりかねませんので使用は止めておきましょう。
ポスポスするのがおもしろそうでやってみたくなるかもしれませんが
単純に先端が細いものを持たせることは危険な場合があります。
また口に入れたりと思わぬことが起こる可能性もあります。
フェイスポインターのまとめ

COREFIT(コアフィット)のフェイスポインターの代用品や基本的な使い方のおすすめを紹介してきました。
COREFIT(コアフィット)のフェイスポインターはデザインや1ミクロン単位での改良、金属アレルギーの方にも安心して使ってもらえるような工夫など様々なこだわりが詰まった美顔器です。
それゆえの価格でもあるため多少高価であるのもうなずけます。
ですがパッとお金をだして買うのはすこしためらう、慎重になってしまうのもわかります。
3つご紹介したものはCOREFIT(コアフィット)のものよりは価格も安く、使用感の雰囲気が近いもの、簡単に扱えるシンプルなもの、高機能で色々使えるものを鍼灸師の目線でご紹介してみました。
どれも一長一短で使いやすい、使いにくいがあると思いますが参考になれば幸いです。
使っていくうちにどうしても使ってみたくなればCOREFIT(コアフィット)フェイスポインターを購入してみてはいかがでしょうか。
フェイスポインター使う場所のおすすめ(顔や体)について
最後にフェイスポインターを使う場所についてご紹介します。
改めてですが、続けることが大切です。
毎日行えなくても大丈夫、週に2、3回、5分以内を目安に行ってください。
全部の場所を行えなくても必要な箇所やローテーションしながら行って下さい。

髪の生え際に沿ってフェイスポインターでポスポスとしていくと良いです。
耳の上やうなじの方など頭をぐるっと一周やると、頭皮のむくみの軽減や首肩のコリにも良いですし、顔のリフトアップも期待できます。

目が疲れている人は眉も凝っていることが多いです。
眉のカーブに沿ってゆっくり押さえていきましょう。
バネ式の場合は皮膚からあまり離さずに行ってください。
まぶたに近すぎると危険です。

目が疲れている人は硬くなっています。
また食いしばりがある人や肩こりや首コリがある人も硬くなっていることがあります。
円を描くようにポスポスしたり、押したりしてください。
こめかみから下にさがっていって顎関節(口の横の高さ)くらいまでポスポスしても良いです。

血行が悪いと暗く見えたりします。
とにかく皮膚が薄い場所なので慎重におこないます。
バネ式はかなり優しくおこなってください。

鼻の横をほぐしてあげることで鼻筋がすっきりとします。
また花粉や鼻炎の花が詰まっている人はこのあたりをゆっくり押してあげることで鼻詰まりが解消されやすくなります。

耳たぶの後ろの窪みあたりをポスポスします。翳風(えいふう)というツボがあります。
顔の水分や老廃物が流れやすくなり、むくみに良いです。リンパが通っているのであまり強い力では行わないでください。とくに先が細いやつは注意が必要です。

こちらも顔のむくみなどに良いです。
デスクワークが多い人の肩こりにも効果的です。
首に近い部分はゆっくり行うようにしてください。

手の作業が多い人、キーボードをよく使う人などは凝りやすい場所です。
またツボも多く集まっています。有名なツボだと親指と人差し指の間にある【合谷】があります。
肩こりや目の疲れに効くとされています。美容に良いツボでもあります。
その他には※腰痛点もしくは腰腿点(ようたいてん)という腰痛のときに良いとされるツボもあります。
※同じツボです。

足の疲れや冷えやすい人には足の甲、骨と骨の間や足首まわりをポスポスとすると予防になります。
硬くなっている人が多いですが、足裏はほぐしても足の甲をほぐす人は少ないですので念入りにやっても良い場所です。
ローラータイプの美顔器ならこちらを参考にしてください
こちらの記事ではローラータイプの美顔器について使い方などのご紹介をしていますので、ペン型美顔器で迷ったときの参考にしてください。