肩こりは温めたほうが良いと聞いたことがある。
いや、冷やす方が良いらしいよ。
そんなことを見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
結局どっちが正解なのかわからない方のためにここでは
肩こりの時に温めるべきか、冷やすべきかについて解説していきます。
ここでは肩こりを中心に解説しておりますが、腰痛などでも以下に当てはまるので参考にしてください。
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温めるのか、冷やすのか、結論は
肩こりは基本的には「温める」ことで軽減する(楽になる)パターンが多いです。
その理由としては
肩こりは血流の悪さが原因の場合が多く、温めることで改善しやすいから
ですが例外もあり、痛みがひどいと感じた時に「冷やす」ことが正解となることもあります。
一概に温めておけば良いとは言い切れないこともあるため、ここからはその違いと
どういう時に「温める」と「冷やす」を使い分けるかについてご覧ください。
なぜ肩こりは温めるのが正解なのか

肩こりの原因にはさまざまあります。
多くの場合「長時間の同じ姿勢」や「運動不足」「ストレス」などで筋肉が緊張し、血流が滞ることで痛みや不快感が生じます。
長時間のデスクワークやスマホの使用なども当てはまります。
ここで肩周りや首を「温める」ことによって次のような効果が期待できます。
- 血流が促進され、酸素や栄養が筋肉に届きやすくなる
- 筋肉の緊張がゆるみ、コリが解消しやすくなる
- 老廃物や疲労物質の排出が促される
一方で冷やすことで筋肉がさらに固くなるリスクも。
特に慢性的な肩こりには、冷やすことはむしろ逆効果になることもあります。
「冷やす」べき肩こりもある?ケース別で見極める
一般的に首から肩にかけての張り感や凝り、痛みなどを感じる、また同時に吐き気や頭痛などを伴ったり、かすみ目など目の症状を伴うこともある、血行不良、筋疲労、冷えによる筋肉の緊張状態を指します。
いわゆる肩周りの慢性痛が肩こりというわけです。
では冷やすべき肩こりは何かというと、
急性期の肩周囲の痛みになります。
たとえばどこかでぶつけたり、捻ったりして痛めた際に、温めると痛みが増すものは炎症の可能性が高いです。この場合には温めると血管が拡張し、悪化してしまうため冷やすようにしましょう。
以下は炎症の5つの兆候になります。
- 患部に赤みがある(発赤)
- 触ると熱がある(熱感)
- 腫れている(腫脹)
- 痛みがある(疼痛)
- 動かしにくい(機能障害)
これらがあると感じる場合は冷やすようにするのがおすすめです。
また痛みが強い場合は医療機関を受診するのも大切です。
肩が痛い、腰が痛いというときに湿布を貼った経験があるかと思います。
その時に何が違うの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
基本的にどちらも体表温度は少し下がります。
その上で
・冷湿布はメントールやカンフル、ハッカ、またはジェルシートなどでより冷たく感じます。
・温湿布はトウガラシエキス(カプサイシン)、ノニル酸ワニリルアミドが含まれていて温かく感じます。
同じ鎮痛成分が同量入っているならば、感じ方の違いだけとなります。
冷湿布は冷たく感じる、温湿布は温かく感じる、の違いとなります。
とくに温湿布はカイロのように温める効果は期待できません。
また肌の弱い人が温湿布を使うと赤みやかゆみ、肌がヒリヒリしたり痛みを感じる場合もあるので、注意が必要です。

筋肉は使われることで熱を生み出します。
またスポーツ(運動)後の筋肉は運動負荷により細かい傷がついていたり、張ったり、腫れたりすることがあります。
冷やす(アイシングをする)ことで
- 筋肉の炎症を抑える
- 腫れを軽減する
- 疲労物質を溜まりにくくする
ことが期待できます。
過去にTVで陸上で有名なウサイン・ボルト選手が試合後に氷の入ったお風呂に入り、その後は超音波の機械を足周りに当てて入念にケアしているのを見た記憶があります。
筋肉のケアは選手それぞれだと思いますが、1流のアスリートが全力のパフォーマンスを出すために欠かせない要素の一つだといえます。
自宅でできる!おすすめの温め肩こりケア3選

自宅で簡単にできる「温めケア」をご紹介します。毎日続けることで、肩こり改善に役立ちます。
タオルを濡らして軽く絞り、電子レンジで約1分温めます。
首や肩に5〜10分のせるだけで、じんわり温まり血流が促進されます。
急に肌に当てずに温度の確認をしっかり行ってください。やけどのリスクがあります。
暑い時期になってくるとシャワーで済ませてしまうことも多いと思います。
定期的に湯船にゆっくり浸かることで肩周辺の筋肉がやわらぎます。
40度くらいのお湯で10〜15分ほど浸かるのが理想的です。
冬の寒い時期やエアコンで部屋が寒いなど、
日中の外出時や就寝前など、貼るだけで温められるグッズを使うことで肩こりの予防ケアになり、継続しやすくなります。
お灸も煙やにおいが苦手な人向けに煙の少ないものやアロマ灸、火を使わないものが販売されています。
全部一気にしてしまいたいなら入浴中にタオルを1枚持ち込んで、熱めのお湯で蒸しタオルもしくはお湯を含ませたタオルを首肩に当てておきましょう。(眼精疲労の方は目にあてるのもおすすめです。)
肩まで浸かるのが苦手な方でもできる方法だと思います。
・飲酒後に使わない
・体調不良、発熱時は使わない
・妊娠中は使わない
・熱さを我慢しない
・糖尿病の人や、皮膚の知覚異常がある人は使わない
・火を使う際には、水を用意したりすぐに消火できる環境を整える
逆効果にならないための注意点とセルフチェック法

肩こりは温めが基本とはいえ、間違ったケアはかえって悪化を招くこともあります。
しまったと思ってからでは遅いのでしっかりチェックしてください。
- 腫れている、ズキズキするような鋭い痛みがある、傷がある場合は温めない
- 体を温めすぎると、のぼせや脱水の原因になるので適度に
- 「温めて楽になる」が重要、一つの判断材料にする
※自己判断が難しい場合や症状が改善しない場合は、鍼灸院や整骨院、整形外科など専門家に相談することをおすすめします。
(まとめ)肩こりには「温める」が基本!でも状態を見極めて使い分けを
肩こりには「温める」のが基本です。
ですが、状況によっては「冷やす」方が正解になるケースもあります。
大切なのは、自分が慢性の肩こりなのか、急性の痛みなのかを見極めて、正しいケアを行うことが重要です。
慢性的な肩こりならまずはホットタオルや入浴など、日常で取り入れやすい温め習慣から始めてみましょう。