美容鍼とは、主に顔や頭皮に専用の細い鍼を用いて刺激を与える美容法です。
エステやスキンケアが「肌の表面」にアプローチするのに対し、美容鍼は皮膚の内側や表情筋に直接アプローチすることが特徴です。
美容鍼は
- フェイスラインが気になる
- むくみやすい
- 顔がこわばる
- なんとなく疲れて見える
こうした悩みを持つ30代〜50代女性を中心に注目されています。
では、具体的にどのようなものなのでしょうか。
美容鍼とは?ひとことで言うと

美容鍼とは、東洋医学の考えをベースに、顔や頭皮に微細な鍼刺激を与える施術です。
使用する鍼は、髪の毛ほどの非常に細いものが一般的です。
目的は、
- 表情筋の緊張をゆるめること
- 血流を促すこと
- 肌の土台環境を整えること
皮膚は3層構造で出来ており、表面から【角質層】【真皮層】【皮下組織】となります。
とくに真皮層は肌弾力の維持に不可欠なコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどで支えられております。

顔のツボ(経穴)や筋肉に鍼(はり)を刺すことで外側からだけではなく内側から肌の健康的な美しさを引き出す美容を目的としたケア方法です。
美容鍼の仕組み|なぜ変化が期待できるのか
人の体は、微細な刺激を受けると、それに対して反応を起こします。
美容鍼では、その反応を活用します。
顔には30種類以上の筋肉があります。
日常生活では一部しか使われず、こわばりやすい傾向があります。
鍼で直接刺激を与えることで、筋肉の緊張がやわらぎやすくなります。
鍼を刺すと、体は修復しようと働きます。
その過程で血流も促されると考えられています。
これにより、
- くすみ感の軽減
- 肌のハリ感向上
などが期待されています。(※効果には個人差があります)
美容鍼で期待される変化とは?

美容鍼を受けた方からよく聞かれる感想は以下です。
これらは、血流や筋肉の緊張変化による影響と考えられています。
継続することで変化を感じる方がいる一方で、美容鍼をしなくなった後にあの期間は肌の調子が良かったと気づく方も多いです。
年齢とともにターンオーバーは遅くなります。
肌の生まれ変わりは年齢により異なります。
20代をピークに段々と遅くなる傾向にあります。
若い時はケガをしてもすぐ治っていたものが徐々に治りにくい、傷跡が残りやすい、シミが目立つ、肌が乾燥しやすくなった、毛穴の開きが気になるなど年々お肌に変化を感じてはいないでしょうか?

上記の表のように段々と遅くなるターンオーバーを自力で向上させることは難しいです。
美容鍼をすることで、顔全体の血流促進など酸素や栄養素が届きやすくなると肌のリズムを正常な状態に近づけることが期待できます。
エステとの違いは?美容鍼の特徴

エステは主に皮膚の表面ケアが中心です。
一方、美容鍼は筋肉や皮下組織へ直接刺激を届けます。
例えるなら、
・エステ=外側から磨く
・美容鍼=土台から整える
この違いです。
どちらが良い悪いではなく、
目的に応じて選ぶことが大切です。
痛みや副作用はある?安全性について

美容鍼で使う鍼は非常に細いため、
「思ったより痛くなかった」と言われることが多いです。
痛すぎて途中で中止した方は今のところ1人もいらっしゃいません。
ただし、
- チクっとした刺激
- 重だるい感じ
- 出血、内出血
が起こる可能性はあります。
内出血は体質にもよりますが、
1〜2週間ほどで自然に吸収されることが一般的です。
また、
- 妊娠中
- 出血性疾患がある方
- 抗凝固薬(血をさらさらにする薬)を服用している方
は事前に相談が必要です。
慣れが必要な感覚かもしれませんが、複数回受けている方は基本眠気を感じるほどリラックスしている方が多い印象です。
どんな人に向いている?

美容鍼はこんな方に向いています。
- フェイスラインが気になる
- 表情が硬くなりがち
- むくみやすい
- ナチュラルな方法を選びたい
逆に、
- 即効性だけを求める方
- 注射や刺激が極端に苦手な方
- 反射的に体が動く人(避けてしまう)
には向かない場合があります。
1回でも効果を実感する方もいらっしゃいますが、また違った変化を感じていくためには継続していただくことをおすすめしております。
まとめ|美容鍼は土台から整える美容法

美容鍼とは、顔や頭皮に微細な刺激を与え、
肌や筋肉の土台環境を整える美容法です。
自宅でのスキンケアと組み合わせることで、
より総合的なケアが可能になります。
年齢を重ねるほど、
「表面だけのケア」では追いつかなくなることがあります。
そんなときに、
内側から整える選択肢として美容鍼を検討してみるのも一つの方法です。